浅草『ほしや』にて日々の出来事や妄想を肴に晩酌する『シャッター閉めた後の店内系』トーク配信。
盟友 薫川島(FOGBOUND FILM WORKS )の全面的なプロデュース。
コロナ禍当時オーナーをしていた飲食店での酒場配信は、お店に来られない人たちが楽しい気分で家飲みの肴にしてくれたらいいなぁという気持ちで喋っていたが、思いの外自分が一番楽しかったという思い出。毎回のシズルカット(お酒を作る手元)が良い。

「雑談食堂ほしや」Twitch Archive

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2020年。
はじまりは静かだった。
1月、国内で最初の感染が確認され、
2月、「ダイヤモンド・プリンセス号」での集団感染が、
それを現実へと引き寄せた。

世界は距離を取りはじめ、
人は会うことをためらい、
街の輪郭はゆっくりと変わっていった。

都市部では緊急事態宣言が発令。
外出は控えられ、灯りは落とされ、
夜の酒場のざわめきは、ふと消えた。

その一方で、
画面のを通して人はつながり、働き、
新しい距離のかたちを覚えていった。

マスクと消毒が日常になり、
触れること、集まること、
当たり前だったはずのことが、遠いものになった。

長い時間のなかで、
酒を酌み交わし、言葉を交わす場は失われ、
呑兵衛たちは、それぞれの場所でグラスを傾けていた。

そんな時代の、あのときに。
あのときだからこそ、できた、
やるべきだった。そんな配信。

揺らいだのは社会だけではなく、
生活であり、価値観であり、
もっと手前にある、日常という前提だった。
あの日々を越えて、
私たちは何かを学び、より良く変えられたのだろうか。
それとも、ただ静かに、元の場所へ戻っているのだろうか。

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